きしだ なおき
これからのコンピューティングの変化とJava
これまで、安定的にコンピュータの性能をあげてきた、ムーアの法則が終わろうとしています。
そのような中では、これまでのようにCPUだけを相手にしたプログラミングでは、性能が出せなくなっていきます。GPUやFPGAなど、さまざまな形態のデバイスを使ったコンピューティングが必要です。
かといって、GPUやFPGAに対応したプログラムをそれぞれのプログラマが行うのは大変です。
このセッションでは、これからのコンピューティングはどのようになっていくか、それにあわせてJavaがどのようになっていくかを、ディープラーニングの実装を例に解説します。
濱本一慶
CSharpFukuoka(C#福岡)

今からでも遅くないC#開発
今までC#はMicrosoftと共にオープンとは言えない技術でしたが、昨今のMicorosoftはとてもオープンでクリエイターの心を刺激するような技術になってきました。
当セッションでは、Windows環境だけでなくMacやLinux上でも動作するC#6.0や.NET Coreについて初めての方でもお分かり頂けるような内容をお話しさせていただきます。このセッションを通して少しでもC#に興味を持っていただいて.NETの世界に足を踏み入れて頂ければ幸いです。
@tarunon
Swiftとメソッドのアレコレ
WWDC2014でSwiftが発表されて一年が経ちました。iOSエンジニアの貴兄らにおかれましては、もうプロダクトの多くはSwiftとなっていますでしょうか?
SwiftはObjective-Cとは異なり、メソッドの実行方法に動的ディスパッチの有無が混在しています。また、structやenumにもメソッドが存在しています。Swift2.0では、protocol extensionが追加されました。classとの違いはどこにあるのか。実行方法はどのように異なるのか。パフォーマンスは?これからのSwiftプログラミングはどうなる?Swiftのメソッドのアレコレについて、コードを踏まえながら解説、考察します。
kiwanami

JavaScriptの過去と現在、ガチなJSアプリケーション設計
Douglas Crockford氏による「JavaScript: 世界で最も誤解されたプログラミング言語」から15年、さらに日本語翻訳版から10年。あれからJavaScriptは単なるおまけスクリプト言語から猛烈に発展してきて、あらゆる環境でパフォーマンスを発揮する強力な言語環境になりました。今やWeb上での開発だけでなく、業務システム開発でさえも無視出来ない存在になってしまった一方、技術の発展や流行のスピードがあまりにも速すぎて、うんざりしている人もおおいようです。
近年続いている、JavaScriptによるGUIフレームワークの発展の連続は、90年代に経験したGUIフレームワーク設計の歴史の早回しであるとも言われています。GUIの設計実装技術やUIデザインについて「今」を追いかけるのではなく、過去からの流れを追うと、今起きている個別のフレームワークの栄枯盛衰が理解出来るだけでなく、将来の予測もある程度見えてくるのではないでしょうか。
本講演では、GUIアプリケーション開発という視点でJavaScript環境発展の流れをまとめ、JavaScriptで今起きているGUIフレームワーク乱立状態とのよりよいつきあい方(講演者の主観による)をご紹介します。また、現在のフレームワークで語られていない設計ポイントや、将来発生するであろう技術的困難についても簡単に解説します。
粕谷大輔 (@daiksy)
株式会社はてな

Overview of Scala
ここ数年で急速に採用事例を増やし続けているScala。
先日のScala関西サミットや、来年開催予定のScalaMatsuri 2016など、コミュニティ周辺もたいへんな盛り上がりを見せています。
ぼくが在籍するはてなでも、Mackerelやはてなブックマークのフルスクラッチなどで導入が進み、日に日に存在感を増しています。
このセッションでは、Scalaの言語としての特徴や、Scalaが各所でどのように使われているのか。今年から新たに新設されたはてなサマーインターンでのScalaコースの様子など、周辺事情を含めたScalaの概要をお話しようと思います。
@nagachika
Groovenauts,Inc./Fukuoka.rb

The Long and Winding Road to the Ruby 3.0
Ruby on Rails に代表される Web アプリケーションフレームワーク Web 界隈ではすっかりおなじみになった Ruby。
しかし Ruby という言語自体はどのように開発されているのか、意外に知られていないのではないでしょうか。
本セッションでは Ruby の安定版メンテナとして Ruby の開発体制やメンテナンスポリシーに触れ、
さらにいずれ来たる 3.0 の構想を実際に開発者はどう考えているのか、2.0 リリースの顛末を振り返りつつ
大胆に予想してみたいと思います。
松本亮介
GMOペパボ 技術基盤チーム

HTTP/1.xとHTTP/2が混在する時代のウェブサイト設計とmruby in HTTP serverの可能性
HTTP/2のRFC化が完了し、HTTP/2対応のサーバやブラウザの開発が盛んに行われてきています。
今後、インターネットに関わる技術者として、HTTP/2は避けては通れないプロトコルとなっていく事が予想されます。
本セッションでは、Webサービスの構成変化やクライアントの変化を考慮した場合のHTTP/2の必要性をもとに、現状HTTP/1.xとHTTP/2を混在した複雑な構成をどのように設計すべきかを説明します。さらに、代表的なHTTPサーバソフトウェアであるApache httpdやnginx、最近ではH2Oに対してmrubyで拡張できる機能を実装した開発者である立場から、mruby in HTTP server活用による設計の可能性について、サーバプッシュといったHTTP/2の特徴的な機能や弊社の事例を紹介しながら解説します。
山田暁通

リスクベースの負荷試験実践入門
ECサイトやゲームなどのエンドユーザ向けのWebシステムでは、性能対策が重要です。
サービスイン直後にシステムが高負荷でダウンしてしまったら徹夜地獄の始まり。もっとまじめに負荷試験をやっていればと、あなたは後悔するでしょう。しかし、短納期・低コストの圧力が高まる昨今、開発終盤の多忙な時期に工数・時間・サーバ台数などの制約がある中で理想的な負荷試験を行うことには限界があります。
上記制約を踏まえつつ、サービスイン時の性能リスクを効率的に減らすための試験方法を紹介します。また、JMeterなどの具体的なツールの選定/使用を行う上でのポイントも解説する予定です。
花田 智洋(Tomohiro Hanada)
ばりかた勉強会、Hack in the Cafe Fukuoka、Kyushu Information Security Day、セキュリティ・キャンプ九州実施協議会、OWASP Kyushu Chapter
出張ばりかた勉強会 〜情報セキュリティがより楽しくなるHack集〜
近藤宇智朗
GMOペパボ株式会社 技術部技術基盤チーム

インフラ自動化とHashicorp tools、その光と闇
Vagrant、Serf、Consulなど、どちらかというと泥臭い、煩わしいオペレーションを新しい概念で押さえつけるHashicorp社のツールは、
各所のインフラOpsに歓迎を持って迎え入れられ、驚くべきスピードで普及を見せているように思われます。
しかし、その概念自体の新しさや枯れていなさから、実際に利用の現場ではさまざまな辛さもあります。
今回は、そういったHashicorp toolsにまつわる本物の活用現場の事例を発表します。
アジェンダ(予定)は、以下のようになります。
- Hashicorp社とツール群の紹介
- 事例(1) Packerのプラグインを書いた話
- 事例(2) Consulをバーンと導入した話
- まとめ、インフラ運用で新しいツールを使っていく理由
そしてこの発表は、同時に、先日のYAPC 3分でサービスのOSを入れ替える技術のカウンターパートとなることでしょう。
kyon_mm

nobkz
Groovenauts株式会社 Rockstar Engineer

nobkz & kyon_mm共同セッション
「プロセスをいかに良くして行くか?」
本セッションは、kyon_mm氏、nobkz氏による共同セッションです。17:00-17:50と18:00-18:50の2セッションを使い、 「プロセスをいかに良くしていくか?」をテーマに登壇とディスカッションを予定しております。
登壇編では、kyon_mm氏、nobkz氏,それぞれ25分ずつ、登壇して頂きます。 「プロセスをいかに良くして行くか?」について、テストからの視点、UXからの視点から、それぞれの見解について語って頂きます。
ディスカッション編については、登壇編で語られた内容を元に、kyon_mm氏、nobkz氏による ディスカッションを予定しております。登壇編で語られた内容について、UXとテストに関して、共通するところ、または、違うところを明らかにして 行き、よりよいソフトウェア開発のためのプロセスを実現するにはどうすれば良いか?議論して行きます。
多賀祐之介
株式会社ハウインターナショナル

DDD概略
DDD(Domain Driven Design)って知ってますか?
聞いたことはあるものの、中身までは暮らしく知らないという方が大半ではないでしょうか。
DDDとはドメインを軸にソフトウェアを取り扱うためのパターン集です。
今回はソフトウェア開発においてDDDがどのように役立つのかについてお話ししようと思います。
松岡謙治
Firespeed





Start New Android
2014年から大きく変わり始めたAndroidの現状と今求められている技術を紹介します。
おおくぼたかし
ニューラルネット的な何か、あとマルチシステム学習とか
複数のデータ分布を学習するときに暗黙のうちにナイーブな尺度を導入してたりしないだろうか、的な。
直接 Deep Learning については触れませんが、たぶん関係するようなことをお話ししたいと思います。
竹村幸尚
日本アルテラ
最新ツールとか最新デバイスとかOpenCLとかIntelとか
GPGPUの時代は過ぎ去ったのか??
CPU正妻の座はFPGAが占めるのか???
国産GPUベンダをサササと辞めFPGA屋に転職した私が、会社の人間が絶対に聞いてないであろうことをいいことに 安心して色々喋ります。
大体、
- 最新ツール動向とOpenCL
- 最新デバイス動向
- 手を出しやすいFPGA環境
- Intelに買われて何が起こるか
あたりを紹介しようと思ってますが、時間制限もありますのでボチボチと。
栗元憲一
株式会社Nayuta

Blockchain 〜ビットコインを支える技術〜
コンセンサスアルゴリズムの視点から
Satoshi Nakamotoによって発明されたビットコインは単なる仮想通貨としてではなく、Blockchainと言われるそのアルゴリズムが大きな革新であると言われています。ここではBlockchainのアルゴリズムを解説し、コンセンサスアルゴリズムの一つとしてこれまでの技術と何が違うのかを話します。
repeatedly
Treasure Data Inc
